有松の家屋は瓦博物館
2021/08/03
8月がスタートして2日目が経ちました!
今日の名古屋市緑区は、雨のち晴れ。
出勤する頃の天候が「土砂振り」・・・家を出る前にガラス越しで見たベランダの奥の景色は雨のカーテンで遠くが見えない程・・・。
「1日中雨」を覚悟していたのですが、お昼から天候が回復し、綺麗な青空が広がりました・・・雨の後の青空だったので蒸し暑かったけれど・・・。
さて、そんな今日の帰り道。
ぶらり、日本遺産の町東海道有松を経由するのが日課なのですが・・・お昼に瓦好きな友人が「有松の瓦屋根は博物館レベルだよ」と絶賛LINEを送ってきたのを思い出して、瓦屋根を拝みながら帰宅する事にしました。
風の直撃から瓦が巻き上がらないように抑える役割を持つ「風切り丸」や、現在有松の瓦女子の間で大ブームの「滴水瓦」、様々なデザインの「軒丸瓦」等々・・・。
有松は天明の大火を教訓に、20余年をかけて現在の瓦拭き屋根や漆喰壁の家屋へと変貌を遂げました。
その為、町のいたるところの鬼瓦や軒先瓦、軒丸瓦には防火のまじないとして「水」という文字や「巴」等水にちなんだ模様が施された瓦が存在します。
軒瓦も様々な種類があって、一般的にお見掛けするタイプのもの(万十瓦)や、軒下が真っすぐになっている「一文字軒」等があります。
繊細な模様が施されている瓦から、重厚感を感じるような瓦まで・・・家屋も様々な年代の家屋があるのですが、瓦もまた様々な年代の瓦があって、改めて意識しながら東海道を歩くと驚きと発見に溢れています。
驚きと発見で始まった8月。
あと少ししたら「立秋」を迎え、暦の上では少しずつ季節が秋に向かうんですよね。
今年は梅雨が長く、やっと最近になって夏らしい気温になった記憶で「まだまだ夏は続く」イメージではありますが。
それでも気温の高い日はまだまだ続くので、暑さ対策等をして健康第一に過ごしたいと思います。