春のありまつさんぽ道

三連休の最終日・・・今日の名古屋市緑区は穏やかな天候でした。
天候が良かったので、ベランダ掃除をして、冬物の上着を一気に洗濯して干して・・・いよいよ衣類も衣替えをして良いかなぁ・・・なんて思いながら午前中を過ごしました。

 

午後からは買い出しを兼ねて、ぶらり地元・緑区有松の東海道を散策。
2月から開催されている有松福よせ雛プロジェクト「春のありまつさんぽ道」が今日までという事で、のんびり散策をしながらお雛さんたちを拝んできました。

 

諸事情により手放す事になった節句のお雛さんたちにセカンドライフを。
名古屋市の主婦数人を中心に始まったプロジェクトで、現在は名古屋市を中心に全国30か所以上でお雛さんにより地域おこしが行われています。

 

私の住む有松も今年で7回目を迎え、約1か月にわたり、有松の家屋の軒下などで盛り上げてくれました。

SDGsが注目されるこの昨今。

福よせ雛プロジェクトもまた、一種の文化的なSDGsのように思います。

本来ならばお役目を全うして、次の世代へ受け継がれていくものですが・・・少子高齢化や核家族化の進む昨今では、日本ならではの文化もまた意味合いが変わったり、活躍の場を失いつつあります。

 

まだまだ十分飾れるけれど・・・まだまだ十分美しいけれど・・・様々な理由で飾り続ける事が出来なくなってしまったお雛さんたちの新しいライフステージが地域や人、施設を繋ぐキューピッドの役割なんですね。

その表情を活かしておどけてみせているお雛さんや、足を伸ばしてうんとセカンドライフを堪能するお雛さん・・・絞りの町なので絞り職人に「転職」したお雛さんなど、春の有松東海道を賑やかに盛り上げくれていました。

 

春の陽気に包まれながら賑やかな有松東海道を満喫して買い物を済ませて帰路へ・・・。

今日はほっこり楽しい連休最終日となりました。