県内唯一の形式のおまつり
2023/04/23
今日の名古屋市緑区は、朝夕と肌寒く、陽の高い日中は真夏日を感じる1日でした。
さて、今日はお昼前から一宮に住む親戚がこの度二世帯住宅に建て替えまして、改築祝いへ。
その帰り道・・・。
ふと気になった「祭礼のため、迂回願います」の看板。
何のおまつりだろう?と思い、ふと、看板のフッターを確認したら「石戸神社」さんのお名前が。
そうか、今日は「石戸祭」か!
ちょっと寄り道をして、「石戸祭」の様子を拝見してきました☆
石戸祭は大きな犬山型の山車に、献馬が歩く、県内唯一の形式のおまつりなのだそうです。
大きな犬山型の山車があるのは、お伺いしていたのですが・・・かつて愛知県内各地で盛んだった献馬も執り行われているだなんて!
「献馬」だけのおまつりは愛知県内でも現存しているのですが、からくり人形山車と共に現存しているのは、ほかに聞いた事がないです。
実は、私の住む緑区有松のおまつりも、伊勢湾台風以前は「オマント(有松での呼称)」が盛んに行われていました。
ライフスタイルの変化による青年団や子供連の減少、伊勢湾台風襲来によりその歴史は幕を閉じてしまい、その歴史を知る人たちも70代や80代の方々ばかり。
先輩方のお話の中でしか知る事がなかった「オマント」があるおまつりの景色。
地域や風習が多少異なれど、その景色を拝む事が出来て、また一歩、郷土のおまつりの歴史に触れる事が出来た気がします。