壁から雨漏りが発生してしまった!その原因と対処法とは?
2021/03/10
壁から雨漏りが発生した場合に、どうしたら良いかご存知ですか。
雨漏りは屋根や天井からだけでなく、壁からも発生する場合があります。
今回の記事では、壁から雨漏りする原因とその対処方法について解説します。
ぜひお役立てください。
□原因とは?
まずは、壁から雨漏りする原因について解説します。
よくある原因としては、窓のサッシやそのまわりに充填されているシーリング材の経年劣化です。
サッシを固定するビスや釘の変形や緩みが原因となり、雨水が浸入してしまうこともあります。
また、窯業系(ようぎょうけい)サイディングの目地部分のシーリング材が劣化したり、ひび割れたりしてできた隙間も雨漏りの原因となります。
窯業系サイディングは、国内の新築住宅で最も多く使用されている外壁材で、デザイン性に優れる点で人気があります。
しかし、この外壁材自体には防水性がないため、通常防水効果のある塗料でコーティングしますが、この防水効果もだんだんと劣化してしまいます。
また、幕板(まくいた)から雨漏りすることもあります。
幕板の裏にあるシーリング材が傷み、雨漏りが発生してしまうのです。
□対処方法を紹介!
では、壁からの雨漏りを発見した際にはどうしたら良いのでしょうか。
雨漏りの深刻度合いに分けて解説します。
*シミや黒カビが発生している
この場合は、壁の内部まで水が浸入してしまっている状態です。
カビ取り剤や雑巾などで拭き取りましょう。
雨漏りではなく、結露などによる水分で発生している可能性もあるので、シミや黒カビが発生するタイミングなどをよく観察してみることをおすすめします。
*雨量が多いと雨漏りが始まる
室内に雨水が浸入した際には、応急処置として、ブルーシートで雨漏り箇所を覆いましょう。
サッシ周りは、ガムテープで覆うのがおすすめです。
ただし、これらは応急処置に過ぎないため、早めに業者に相談した方が良いでしょう。
*小雨でも雨漏りしてしまう
この場合は、外壁材のひび割れやシーリング材の劣化が原因と考えられます。
この段階まで来ると、シーリング材や外壁材、雨漏り箇所の修復など広範囲の修復工事が必要となる可能性が高いです。
こちらの場合も、早めに業者に相談するのが良いでしょう。
□まとめ
今回は、壁からの雨漏りについて紹介しました。
雨漏りが深刻な被害をもたらす前に、適切な処置を行いましょう。
名古屋市で雨漏りのご相談や防水工事をお考えの方は、ぜひ当社までご連絡ください。