雨漏りでお悩みの方へ!賃貸住宅で雨漏りした際の責任について紹介します!
2021/11/23
「賃貸住宅の雨漏りはだれの責任になるのか」「雨漏りした際の対処方法について知りたい」
このようにお悩みの名古屋市にお住まいの方必見です。
今回は、雨漏りした際の責任と対処方法について紹介します。
□賃貸住宅で雨漏りした際の責任とは
賃貸住宅で雨漏りした際は、ほとんどの場合は大家が責任を取ります。
大家の責任とは、修理費用の支払いがあります。
しかし、いくつかの例外があります。
1つ目は、借主に過失がある場合です。
大家が責任を取らなければいけない場合は、入居者が普通に生活している中で過失が出た場合です。
しかし、以下の点が該当する場合は借主が責任を取らなければいけません。
・普通でない過ごし方をしたことが原因で雨漏りした場合
・部屋に住み始めてから、生じた雨漏りを放置していた場合
・雨漏りを管理会社に相談せず自分で修理した場合
以上のような場合は、自分で修理費用を払う必要があります。
普通ではない過ごし方とは、DIYで穴をあけてしまったり、アンテナの取り付けの際に屋根に傷つけてしまったりすることです。
また、雨漏りを管理会社に相談せずに放置した場合は、修理費用の責任を取る以外にも、損害賠償問題にかかわることもあります。
雨漏りが生じた場合は、管理会社に相談するようにしましょう。
雨漏りを放置したり、自分で修理したりすると、建物全体に傷がつくこともあるので注意が必要です。
2つ目は、自然災害の被害による雨漏りです。
自然災害で雨漏りした場合は、火災保険が適用できます。
しかし、火災保険が適用できる範囲は、風災や雪害に限られます。
自分が雨漏りの原因を知っておくことで、火災保険の申請をスムーズに行えます。
□雨漏りした際の対処方法とは
賃貸住宅が雨漏りした際にすることはいくつかあります。
1つ目は、写真撮影です。
雨漏りした際には、水分を拭き取ったりせず写真を撮ったり、動画に収めたりすることが大切です。
写真撮影をすることで被害情報を、修理会社に的確に伝えられます。
写真や動画を撮る際は以下の点に注意することが必要です。
・アップのみだけでなく全体写真を撮る
・背景を意識して、侵入経路が分かるように撮る
・家財が濡れている場合は、家財の被害状況を撮る
2つ目は、応急処置です。
写真撮影が終わった後は、被害が拡大しないように応急処置をしましょう。
応急処置をせずに放置すると、別の部屋や別の階に被害を及ぼし修理費用を請求されることがあります。
応急処置とは、バケツだけでなく、ブルーシートや吸水シートを用いることができます。
3つ目は、大家への連絡です。
応急処置を終えれば、大家に連絡しましょう。
大家が被害状況や原因を知っておくことで、適切なメンテナンスを行えます。
□まとめ
今回は、雨漏りした際の責任と対処方法について紹介しました。
雨漏りした際の責任は、借主の過ごし方や雨漏り原因によって変わるので注意しましょう。
雨漏りした際の責任や対処方法に関するお悩みや質問のある方はお気軽にお問い合わせください。