外壁にサビが発生した!サビ取りの方法やサビの原因をご紹介!
2022/09/26
新築で購入した家も、年月が経つにつれてあちらこちらで劣化が見られてきます。
特に外壁は雨風などの自然環境化に常にさらされているため、定期的なメンテナンスが必要になります。
外壁に現れやすい劣化の症状として良く挙げられるのが、サビです。
サビが発生してしまうと、せっかくこだわった外壁も見た目が悪くなってしまいます。
そこで今回の記事では、外壁に発生したサビの取り方についてご紹介します。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
□外壁にサビが発生するのはなぜ?
外壁に発生するサビには、主に2つの種類があります。
1つ目は、赤サビです。
赤サビは鉄が材料として用いられている部分に発生しやすいです。
鉄と空気や水が触れることにより、鉄の表面部分が酸化してしまうことで発生します。
2つ目は、白サビです。
白サビは、アルミニウムや亜鉛が材料として用いられている部分に発生しやすいです。
亜鉛メッキが空気中で酸化することで、白いサビが発生します。
この白いサビは、チョークの粉のような見た目をしています。
赤サビと白サビが発生するメカニズムは同じですが、赤サビは鉄の表面部分にサビが発生するのに対して、白サビは亜鉛の表面部分に発生するという違いがあります。
サビは発生してから繁殖するまでの期間が短いため、放置しておくとサビが発生してしまった部分が劣化し、雨漏りの原因などになる可能性があります。
□外壁のサビの原因とは?
1つ目の原因は、水です。
外壁塗装が施されたばかりの外壁には、塗料の効果により防水効果が付与されています。
しかし最後に塗装した時から時間が過ぎると、その塗膜の効果が弱まってしまいます。
その結果、雨水などの水分が建物内に侵入するのを防げなくなってしまうのです。
防水効果がなくなると、壁にヒビが入りやすくなってしまい、さらにカビが発生する好条件を生んでしまうのです。
2つ目の原因は、金属製外壁の劣化です。
外壁に金属サイディングやトタンなどを使用している場合、年月を重ねるごとに経年劣化によってサビが発生します。
建築してから数年しか経っていないような建物でも、引っ掻き傷や擦り傷を放置しておくと、その傷が原因となり劣化が進んでしまいます。
3つ目の原因は、外壁塗装のミスです。
考えたくない話ですが、外壁塗装を依頼して施工してもらった際に発生したミスが原因でサビが発生することがあります。
外壁塗装には塗料を塗装する前に幾つかの工程があります。
塗装する壁に傷みがないかを確認したり、ケレン作業と呼ばれる下地処理が行われたりします。
しかし、この下準備が正常に行われていなかった場合、上に重ねる塗料の効果が十分に発揮されません。
そのため、通常よりも明らかに短い歳月でサビが発生したり、その他の部分に傷みが出てきたりしてしまいます。
4つ目の原因は、もらいサビです。
外壁に立てかけて自転車を置いていたり、金属製の収納製品を外壁に寄せて置いている方は要注意です。
これらの金属製品に発生しているサビは、外壁に伝染してしまうことがあります。
これは「もらいサビ」と呼ばれます。
サビやすいものは外壁の近くにできるだけ置かないようにしましょう。
□外壁塗装工事から1年以内にサビが発生した時の対処法をご紹介!
外壁塗装を行なってから劣化が進んでサビが発生するまでの期間は、はっきりとは分かりません。
メンテナンスを定期的に行なっているのであれば、サビが発生しにくい外壁になるでしょうし、外壁のチェックを怠っていればある程度月日が経つと、外壁にサビが発生してしまいます。
しかし、外壁塗装をしてから3年以内にサビが発生することは滅多にありません。
特に、外壁塗装してから1年以内に外壁にサビが見られた場合は、すぐに依頼した外壁塗装会社に連絡しましょう。
通常の塗装会社であれば、塗装から1年以内に発生したサビであれば、無料で修繕を行なってもらえます。
しかし、2年から3年以内に発生したサビの場合は、依頼先の会社との話し合いによって費用が確定することが多いです。
あまりにも早くサビや傷みが発生してしまった場合は、依頼した会社が手を抜いていたり、下処理をしっかりと行っていなかったりしたのではないかと疑ってしまいますよね。
「手を抜いていたのではないか」と後から言ったとしても、顧客側に専門性がないことを良いことに、手など抜いていないと言われてしまう可能性が高いです。
悪徳な会社に依頼しないためのポイントはいくつかあります。
1つ目は、塗装会社にもいくつか種類があることを理解しておくことです。
塗装会社と一括りに行っても、リフォームも請け負う会社や工務店などがあります。
このような企業形態では多くの場合、施工を任せる下請けの会社を雇っていることが多いです。
そのため、中間マージンが発生します。
下請けの会社に入る金額は、あまり多いとは言えないため、下請けの会社は利益を出すために施工工程で手を抜くことがあります。
2つ目は、人の紹介で依頼先を選ばないことです。
どれだけ信頼できる人に紹介されたとしても、その方とマイホームの状況は同じではありません。
そのため、知人の家では上手くいったやり方でも、自身の家では上手くいかない場合があります。
3つ目は、信用できる営業マンを見極めることです。
実際に塗装を行うのは職人ですが、塗料の色や種類を決める手伝いをしてくれるのは営業マンです。
信頼できる営業マンは、質問をしても快く答えてくれることが多いため、何か質問があれば逐一確認すると良いでしょう。
□サビを発見した時の対処法について
外壁のサビ取りを依頼するまでに、見た目だけでも良くしたい方は、以下の方法を試してみてくださいね。
1つ目は、家庭用ホースでの洗浄です。
簡単かつ手っ取り早く外壁を洗浄したい場合は、家庭用ホースで外壁全体を洗浄すると良いです。
この時は、ホースの先を指で潰すようにすると、通常よりも強い水圧で壁を洗浄できるのでおすすめです。
しかし、このホースでの洗浄は外壁の表面部分に付着している汚れのみを落とす方法であるため、酷いサビや外壁内部のサビは落とせません。
2つ目は、サビ取り剤の使用です。
サビ取り剤はホームセンターで購入可能です。
水で洗浄するだけでは落とせなかったような少し頑固なサビも落とせます。
サビ取り剤を使用した後は、外壁に洗剤が残らないようにしましょう。
洗剤が残ってしまうと、外壁が変色してしまう可能性があります。
また、この方法はホースでの洗浄と同様に、外壁内部にあるサビは落とせないので注意しましょう。
3つ目は、スポンジやブラシでの洗浄です。
ブラシやスポンジで外壁を擦る際には、あまり力を入れすぎないようにしましょう。
また、たわしのような硬い素材のものを使用すると外壁自体を傷つけてしまう原因になるため、使用を避けると良いでしょう。
ここでは3つサビを取るための簡単な方法をご紹介しましたが、どれも根本的なサビの原因を解決できるものではありません。
外壁内部のサビを取り除きたい場合は、ぜひ当社にお任せください。
これまで培ってきた知識と経験を活かして、外壁の見た目だけではなく、寿命も延ばせるような施工をいたします。
□まとめ
今回の記事では、外壁に発生したサビの原因やその対処方法などについてご紹介しました。
名古屋市周辺で外壁塗装をお考えの方は、ぜひお気軽に当社までご連絡ください。
また、この記事をぜひ参考にしてみてくださいね。