昭和の歌姫
2021/08/21
今日の名古屋市緑区は晴れ間もあり、蒸し暑い1日となりました。
ここ数日、リビングのエアコンの設定が「ドライ」時々「冷房」だったのですが、冷房モードでないと暑くて火照ってしまう程でした。
さて、今日はテレ朝系列の番組の特番で「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん 昭和の歌姫ベスト20」がありました。
大人顔負けの才能を持つ、平均年齢13歳の博士たちが選ぶ「昭和歌謡の歌姫とその楽曲や歌唱の世界の魅力」についての特集でした。
楽曲の魅力の分析では「よな抜き音階(ファとシのない旋律)」の話があり、非常に興味が沸きました。
現在でこそ、音階は「ドレミファソラシ」と称していますが、明治以前は「ヒフミヨイムナ」と称しており、ヨである「ファ」、ナである「シ」を抜いた五音階が「よな抜き音階」と呼ばれています。
明治以前の童歌や民謡はよな抜き音階であると云われています。
番組中の解説で初めて知ったのですが・・・音階を分析すると、音の文化圏も見えてくるのにも驚きました。
例えば「レ」と「ラ」が抜ける「ニロ抜き音階」では沖縄の伝統音楽に見られる「琉球音階」になるそうです。
音楽を聴く事はあっても、音を分析する事は今までなかったので、とても今日深い放送回でした。
・・・それにしても、昭和歌謡の歌姫たちの楽曲やその歌唱力は世代を超えても伝わるのですね。
美空ひばりさんをはじめ、ちあきなおみさん、中森明菜さん等々、誰もが知っていて、誰もが口ずさんでいて・・・彼女たちの楽曲やその歌唱力は日本の宝のような存在な気がします。