写真×まちづくり

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愛知県名古屋市緑区浦里5丁目269

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2021/11/24

昨日・今日と私の住む名古屋市緑区は、風の冷たいこの季節ならではの寒さが舞い降りました。
リフォーム仲間の友人の話だと、北陸由来の気候がこちらに移動しているからだとか・・・屋外作業中、空を見上げたら、今にも雲は雪雲のような感じでしたし・・・本当に冬がやってきたなぁと実感した1日でした。

 

さて、昨日のお話にはなりますが・・・祝日の昨日は、午後から東別院会館でセミナーを受けてまいりました☆
お世話になっているお方からのご紹介で、日本広告写真家協会さん主催のセミナー「街を撮る人、街をつくる人」という写真家の善田喜一郎さんとまちづくりに携わる建築家の伊藤孝紀さんをお招きしての豪華なセミナーでした。

 

写真家の善田さんは今年5月に刊行した写真集「東京タイムスリップ1984⇔2021」の著者さんで、約40年前の東京の新宿・渋谷等の景色と現在の景色を見開きページで対比させたスタイルが世の人々の心を掴み、今や時の人。
建築家の伊藤さんは栄ミナミや名駅の再開発に携わったまちづくりのスペシャリストです。
写真家と建築家との対談・・・ありそうでないような異業種のスペシャリストとのコラボレーションなのですが、生み出したりつくりだすものは異なれど、「人の想いを紡ぐ」「想いを視えるものにして残す」という事は大変共通しており、とても刺激的なひとときとなりました。

 

それにしても・・・約40年ってほぼ等身大の時間軸なのですが・・・写真で視ると「ひと昔前」や「懐かしい昭和の景色」として刷り込まれてきた景色がそこに広がっていました。
自分たちが気付いていない・知らないだけで、「写真」として客観視すると、物理的にそこにいなくても、確かにその世代として世の中で共存していた景色なんだなぁという事を感じました。
セミナー中にもありましたが・・・約40年経っても変わらないのは鉄道架橋や道路等といったインフラで、建物や看板、クルマ、ファッションの変化のサイクルは兎に角早い事・・・。

 

写真集のステージは「東京」ではありましたが・・・私が学生時代に友人たちと過ごした「名古屋」でも、場所が違うだけで同じ事が起きていてる事を改めて感じました。
例えば「映画館」・・・昔は名駅や栄にありましたし、映画作品の看板だって街中でいくつも見かけました。
現在は恐らく、名駅西口にある「シネマスコーレ」さんくらいでしょうし、映画作品の看板も観る事がなくなりました。

また、バス停も今は「バスターミナル」として集約されて、非常に便利になりました。

公園も、私が子供の頃は「陶器製の腰掛け」がいくつもあったのですが・・・今は公園自体が少なかったり、腰掛けもベンチスタイルになったり・・・時代の移り変わりを感じます。

それはそれで、便利だったり、カッコ良かったり、良さもあるのですが、その光景で育って過ごして来た世代としては「ちょっぴり寂しい」と思っちゃったり・・・^^;

 

きっと、どの時代も、そうやって次世代へバトンを渡す為の創造活動をして、想いを紡いで来たのでしょうけどね。

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