美濃でマルシェを堪能
2022/06/12
有松の町に夏をもたらした「有松絞りまつり」の開催から1週間経った日曜日。
今日の名古屋市緑区の有松東海道の町並みは、綺麗な青空の下、ゆったりまったり時間が過ぎていました。
今日は朝イチで有松東海道でのお散歩を堪能しつつ、モーニングを済ませた後、クルマでブーンと移動して、愛知県のお隣りにある岐阜県美濃市へ行って来ました。
ユネスコ無形文化遺産に登録された美濃和紙の里として知られる美濃の町並みは、4月に開催される美濃まつりのほか、秋には美濃和紙を活用したあかりアート展でも賑わう町です。
ここ数年は、美濃和紙商家や長屋をリフォームして整備した施設や敷地内の庭を活用して、偶数月の第1日曜日(今回は第2日曜日)に開催されるマルシェも美濃の魅力を発信する行事のひとつとなりました。
「食」「モノ」「遊ぶ」の3つのテーマを設け、1つのテーマを順番に開催していくマルシェで、県内のお店さんを招致して、岐阜県の良いモノを発信したり、美濃への移住促進を目指すなどの新たな取り組みもしているようです。
今日伺ったのは今回新たに設けたサブテーマ「読書と映画」をメインにしたもの。
各会場では、壁に照射した映画を楽しみながら満喫する空間や、書籍の販売、本の交換会などが開催され、大人から子供まで楽しめるあたたかな空間となっていました。
マルシェを堪能しつつ、美濃和紙の里「うだつのあがる町並み」を満喫・・・。
技術の進化により、染めの技法を施した美濃和紙や、模様を組み込んだ美濃和紙など、様々な美濃和紙に出逢う事が出来ました。
また、繊維の強さを活かしてたハンカチや靴下などの衣類に出逢ったり、ランプシェードやお部屋の芳香剤を隠すカバーなどのより暮らしを豊かにするインテリアに出逢ったり・・・これまでの概念を超える美濃和紙の可能性に感動した1日となりました。
今度はゆったり美濃で宿泊しながら美濃和紙の紙漉き体験をしてみたり、清流長良川で獲れた鮎料理を堪能したりしたいなぁ・・・。
そう・・・美濃へはプライベートで何度も足を運んでいるというのに、特に紙漉き体験についてはまだ経験した事がないんですよね。
日帰りでササッと過ごしてしまう事も多いので、今度はゆっくり町歩きを堪能したいし、町家に行って歴史や町の文化に触れてみたい・・・。
美濃和紙商家をリフォームした施設は宿泊施設もあるので、出来ればそちらで贅沢なひとときを堪能したいものですね。