ウレタン防水って何?メリットや工法の手順を紹介します!

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ウレタン防水って何?メリットや工法の手順を紹介します!

ウレタン防水って何?メリットや工法の手順を紹介します!

2022/03/08

外壁塗装や防水工事をお考えの方にぜひ知っていただきたいのが、ウレタン防水です。
ウレタン防水とは、簡単に説明すると、マンションや陸屋根などの平らな屋上に行われる防水工事の1つです。
現在では、ウレタン防水は防水工事の主流になっています。
雨水から建物を守るために防水工事は欠かせません。
そこで今回は、ウレタン防水の特徴やメリット、補修のタイミング、ウレタン防水の工法とその手順、ウレタン防水を長持ちさせるためのコツ、失敗しない業者選びのためのポイントについてご紹介します。

□ウレタン防水ってどういう特徴があるの?

ウレタン防水は、防水工事の1つであり、液状のウレタン樹脂を塗って、塗膜による防水層を作ることで雨水の侵入を防ぎます。
ウレタン防水の特徴として、液状であることからつなぎ目のない防水層ができるので、施工しにくいような場所にも施工できます。

ウレタン防水のメリットは大きく分けて4つあります。
1つ目は、価格が安いことです。
費用相場は、使用する場所や塗料のグレードにもよりますが、平方メートルあたり約7500円と比較的価格が安いことがメリットです。

2つ目は、施工性が高く、工期が短いことです。
液状のため、施工しやすく、工期も短くなります。

3つ目は、さまざまな下地材の上から施工できることです。
ウレタン防水の場合、異なる素材の防水材があってもその上から重ね塗りできるという特徴があります。
そのため、さまざまな下地材の上から施工できるので、より防水性能を向上させられます。

4つ目は、つなぎ目のない防水層ができることです。
ウレタン防水では、液状のウレタン樹脂を塗るため、つなぎ目ができず、防水性が高まります。

□ウレタン防水の補修のタイミング

では、ウレタン防水の補修はどのタイミングで行えばいいのでしょうか。
ここでは、そのタイミングについてご紹介します。

*変色が起こったらトップコート(表面保護の塗装)の塗り替え時期

ウレタン防水の耐用年数は約10年ですが、5年程度を目安に塗り替えましょう。
変色してきたらトップコートを塗り替えるようにしましょう。
早めに塗り替えることで防水層の劣化を防げます。

*膨れやひび割れなどの劣化があるとき

膨れやひび割れ、苔や藻が生えている場合も補修しましょう。
膨れやひび割れが全体的に広がると雨水が浸入してしまうので、劣化を見つけたらすぐに補修することが大切です。

*状況によって部分補修をしましょう

先ほども述べたように、劣化は早めに補修することが大切です。
そのため、部分的に補修することをおすすめします。
また、ウレタン防水はある程度衝撃には強いですが、鋭い物が当たったときには切れてしまうことがあります。
熱にも弱く、タバコが当たると溶けてしまうこともあるので、気をつけましょう。

*雨漏りがある場合は急いで補修を

すでに雨漏りがある場合は、今すぐに補修しましょう。
雨漏りは、住宅内部へ深刻なダメージを与えます。
放置しておくと建物全体の改修工事が必要になる可能性があるので、早めに補修することをおすすめします。

□ウレタン防水の工法とその手順

ウレタン防水の工法には3種類の方法が挙げられます。
ここでは、その3種類の工法についてご紹介します。

*密着工法

下地に直接防水材を塗布する工法が密着工法です。
大がかりな工具を使わないため比較的安価で行えます。
また、防水層が軽く、家への負担が軽いことから一軒家のベランダへの施工に適しています。

密着工法の手順は、まず、高圧洗浄で汚れを落とします。
次に、防水材と下地との接着剤の役割を果たすプライマーを塗ります。
そして、防水材を塗ります。
防水材は名前の通り、防水効果を高めるため、2度塗りして厚みを作ります。
最後に、トップコートを塗って完成です。

*メッシュ工法

防水材を塗布していくのがメッシュ工法です。
メッシュシートが入ることで、地震や衝撃による破損に強くなります。
そのため、陸屋根やバルコニーへの施工が適しています。

メッシュ工法の手順は、密着工法とほとんど同じです。
異なる点は、プライマーを塗った後にメッシュシートを貼る作業があるかないかの違いです。

*通気緩衝工法

防水材の塗布に加えて、通気緩衝シートと脱気筒を取り付け、下地に含まれている水分や湿気を取り除く工法を通気緩衝工法と言います。
通気緩衝シートと脱気筒が水分や湿気を逃がすので、膨れが起こりにくくなります。

また、古い建物や雨漏りしている箇所のような水分を含んだ場所にも施工ができます。
通気緩衝工法は、築年数の古い建物やマンションの屋上など大型の物件への施工に適しています。

通気緩衝工法の手順は、以下の流れで行われます。

・高圧洗浄で汚れを落とす
・水を外に逃がすためのドレン(排水溝)を取り付ける
・下地調整を行う
・ひび割れの補修や目地の交換を行い、表面を平らにする
・プライマーを塗る
・通気緩衝シートを貼る
・つなぎ目をなくすためシートとシートのつなぎ目にジョイントテープを貼る
・テープの隙間から水が侵入するのを防ぐため、テープ上に防水材を塗る
・立ち上がり部分にメッシュシートを貼り、防水材を塗る
・脱気筒を取り付ける箇所の通気緩衝シートをカットする
・脱気筒を取り付ける
・ウレタン防水材を塗った後に、トップコートを塗る。

□ウレタン防水を長持ちさせるためのコツ

ここからは、ウレタン防水を長持ちさせるためのコツについて見ていきましょう。

1つ目は、定期的にドレン(排水溝)の点検と清掃をすることです。
防水工事をした屋根が受けた雨は全てドレンに流れます。
ドレンが詰まっていると雨水が流れにくくなり、水がたまっている箇所から防水層が劣化していきます。
陸屋根に出入りできる方は、定期的に飛んできた落ち葉やビニールゴミ、土ぼこりなどを掃除するようにしましょう。

2つ目は、色が変わってきたらトップコートを塗り替えることです。
先ほども述べましたが、トップコートは、紫外線から防水層を守る役割を果たしています。
トップコートが剥がれてくると、紫外線や熱の影響を受け、防水層の劣化が急速に進みます。
そのため、約5年を目安に塗り替えるようにしましょう。

□失敗しない業者選びのためのポイント

ウレタン防水で失敗しないためには、業者選びも重要なポイントと言えます。
しかし、数ある業者の中からどこに依頼すればいいのか悩む方も多いでしょう。
ここでは、失敗しない業者選びのポイントについてご紹介します。

1つ目は、現地調査をした上で見積もりを作成してくれる会社を選ぶことです。
ウレタン防水工事では、写真や図面だけでの見積もりだと失敗してしまうリスクが高くなります。
実際に見てみないと、補修が必要な場所や雨漏りしている箇所の有無は正確に判断できません。
そのため、現地調査をした上で見積もりを作成してくれる会社を選ぶようにしましょう。

2つ目は、施工中の写真や作業日誌などで進捗の報告をしてくれる会社を選ぶことです。
ウレタン防水工事は、見た目だけでは正しい施工がなされたのか判断できません。
そのため、きちんと工事が行われているのか知るために、施工中の写真や作業の報告をくれる会社を選びましょう。

当社では、現地調査では、写真付きの調査報告書を用意しております。
また、工事の様子を写真で報告する施工報告書も用意しております。
診断だけであれば、全て無料で行っておりますので、お気軽にご相談ください。

□まとめ

今回は、ウレタン防水の特徴やメリット、補修のタイミング、ウレタン防水の工法とその手順、ウレタン防水を長持ちさせるためのコツ、失敗しない業者選びのためのポイントについてご紹介しました。
住まいにとって雨水の浸入は深刻なダメージになります。
ウレタン防水で住まいの防水性を高め、長く住めるようにしましょう。
当社は、地域密着型で、名古屋市周辺であれば、迅速に対応させていただきます。
名古屋市周辺で外壁塗装、防水工事をお考えの方は、お気軽に当社までご相談ください。

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