雨漏りの原因が分からない場合の調べ方についてご紹介します!

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雨漏りの原因が分からない場合の調べ方についてご紹介します!

雨漏りの原因が分からない場合の調べ方についてご紹介します!

2022/03/26

名古屋市周辺で、「雨漏りに困っているけど、原因が分からない」「雨漏りの原因を調べたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
雨漏りを放置すると、対処がさらに困難になってしまいます。
起こりやすいと言われている場所を確認してみましょう。
この記事では、雨漏りの考えられる原因や起こりやすい場所、調査方法を紹介します。

□雨漏りが起こりやすい場所と原因を紹介します!

はじめに、雨漏りとは建物内部に雨水が侵入し、天井にシミができたり、水が滴り落ちてきたりすることです。

雨漏りの原因としては、「経年劣化によるもの」「地震や台風などの自然災害によるもの」「何らかの原因で損傷したことによるもの」「施工不良によるもの」が一般的に考えられます。
雨漏りが起きている場所と侵入場所が同じではないこともあるため、場所や原因を特定することは難しい場合があります。
雨漏りを放置してしまうと家の中が高湿度になり、シミやカビ、サビが発生し、建物の状態が悪くなることで耐久性に問題が出てきてしまいます。
他にも、高多湿でサビが発生している空間では、住んでいる人の健康状態にも悪影響になってしまうことがあります。

また、雨漏りと思っていても、結露や漏水の場合もあります。
結露は、室内と室外の温度差によって水蒸気が液状化する現象であり、定期的に換気することで対策できます。
漏水は、排水管や給水管などの配管が欠損して、水が漏れる現象であり、水道代が急に高くなった場合は漏水の可能性も考えてみましょう。

次に、雨漏りが起こりやすい場所を5つ紹介します。

1つ目は、屋根です。
屋根からの雨漏りは、屋根材や棟板金、防水シートの劣化が原因である可能性が高いでしょう。
屋根の形状が複雑なほど、劣化しやすく雨漏りのリスクが高くなると言われています。

2つ目は、外壁です。
外壁は、外壁材やシーリングが欠けていたり、ひび割れが起こっていたりすると、雨漏りの原因となることがあります。
室内からは被害が分かりにくい場所であり、シミなどを発見した時には被害が大きくなっている可能性があるため早めに対処しましょう。

3つ目は、ベランダです。
ベランダは、外壁との取り合い部分や防水層の割れ、排水溝などから雨漏りすることがあります。
特に、排水溝や樋が詰まっていて、雨水が溜まることで雨漏りを起こすことが多くあります。
定期的に詰まりを掃除するようにしましょう。

4つ目は、屋上です。
屋上は紫外線などの影響で劣化しやすい場所であり、ひび割れから雨水が侵入します。
また、勾配がなく、雨水がたまりやすい場所でもあるため、定期的にメンテナンスが必要です。

5つ目は、窓サッシです。
窓サッシは隙間を埋めるシーリング材が使われていますが、この部分が劣化することで雨水が侵入します。
定期的な補修が必要です。

□雨漏りの症状・場所別に原因を紹介します!

雨漏りは、場所によって原因や症状は異なってきます。
症状や場所別に原因を紹介します。

はじめに、天井からの雨漏りです。
天井からの雨漏りの症状は、「天井の雨垂れや雨ジミ」「天井に黒カビの発生」「天井の壁紙の剥がれ」などがあります。
これらの原因は4つ考えられます。

1つ目は、屋根材の劣化や破損です。
瓦や屋根スレートのズレやひび割れ、防水シートの劣化によって雨水が侵入し、天井のシミが発生します。

2つ目は、屋上設備の不具合によるものです。
防水コートや排水溝などの設備の不具合によって雨水が溜まっていくことで、水が侵入してきます。

3つ目は、天井板の上にある外壁のひび割れです。
天井板の上にある外壁にひび割れがあると、そこから雨水が侵入してきます。

4つ目は、天窓の防水施工部分の劣化です。
天窓は紫外線や雨風の影響を直接受けるため、防水シートやシーリングが劣化しやすくなっています。

次に、壁からの雨漏りです。
雨漏りといえば、天井からというイメージが強いですが、壁も雨漏りが起こりやすい場所です。
壁にでるよくある症状は「壁紙のシミや剥がれ」「壁に水滴が付着している」「壁に黒カビが発生している」などです。
ここで考えられる原因は主に2つです。

1つ目は、外壁材や防水シートにひび割れがあることです。
壁紙にシミや剥がれがある場合は、防水シートや外壁材にひび割れが起こっているかもしれません。
サイディングやモルタルの外壁材であれば、外から目視で確認できます。

2つ目は、防湿シートが破損していることです。
壁に水滴が付いていたり、黒カビが発生したりしている場合は、防湿シートが破損しているかもしれません。
防湿シートは下地や壁紙よりも外側にあり、断熱材より内側にあるため、目視で確認はできません。

□よくある雨漏りの原因ポイントを5つ紹介します!

1つ目は、屋根の破損部分です。
屋根は雨風の影響を受けやすい場所であり、瓦のズレや屋根スレートのひび割れ、漆喰の崩れなどが原因で雨漏りが発生しやすい場所となっています。
基本的には、地震や台風などの外的要因と経年劣化によるものです。

2つ目は、ベランダのひび割れです。
ベランダも雨風の影響を受けやすい上に、人が出入りするため、外壁と比べても先に劣化しやすくなっています。
ベランダの排水溝が詰まっていると雨水が流れずに溜まり、ひび割れから侵入してきます。

3つ目は、サッシ枠と防水シートの隙間です。
雨水は普通外壁の表面を流れ落ちて行きますが、劣化によるわずかなひびなどの隙間から侵入してきます。
それを防ぐために防水シートが貼られていますが、防水シートが経年劣化や施工不良により破損していると、雨漏りの原因となってしまいます。

4つ目は、給排水管です。
給排水管も外壁と防水シートを貫通しているため、雨漏りの原因となりやすい場所です。

5つ目は、天窓です。
技術の進化により天井窓も雨漏りしにくくなりましたが、それでも雨漏りしやすい場所と言われています。
定期的にコーキングの劣化具合を調べて、必要な場合は塗り替えをした方が良いでしょう。

□雨漏りの調査方法とは?

雨漏りは原因を特定するのが難しいと言われていますが、調査方法としては、まず目に見える場所から調査した後、分かりにくい詳しい調査が必要な場所を調べる手順となっています。
基本的な調査の方法を2つ紹介します。

1つ目は、散水による調査方法です。
目視で調査し、雨漏りの原因と想定した場所に雨天時や豪雨時と同じ状況を再現するため、散水を行い調査します。
散水を行う場所や順番など、専門の知識が必要です。

2つ目は、サーモグラフィーによる調査方法です。
目視や散水調査でも原因が特定できなかった場合、サーモグラフィーを使って調査します。
外壁や屋根は、気象の変化によって熱が生じますが、光が当たらない影の部分や夜は温度が下がります。
その原理により、同じ気象条件や材質で温度に違いがある場所が雨漏りの原因である可能性が高いため、確認していきます。

散水調査と同じように、サーモグラフィーを使う調査も建物の構造を熟知した経験の豊富な専門家に依頼する必要があります。
この調査方法は、木造よりも鉄筋コンクリート造の方が効果的です。

□まとめ

今回は、雨漏りの考えられる原因や起こりやすい場所、調査方法を紹介しました。
雨漏りは気づかないうちに進行し、被害が大きくなっている場合がほとんどです。
取り返しが付かなくなる前に、雨漏りを疑ったら早急に調査を依頼して対処するようにしましょう。
何かわからないことや悩みがあれば、ぜひ当社にご相談ください。

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