外壁補修をお考えの方へ!シーリング材の特徴や種類をご紹介!

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外壁補修をお考えの方へ!シーリング材の特徴や種類をご紹介!

外壁補修をお考えの方へ!シーリング材の特徴や種類をご紹介!

2022/09/05

「外壁の補修をしたいが、どのようにすれば良いのか分からない」
「外壁補修の種類や効果を知ったうえで、どうするか検討したい」
このような悩みをお持ちの方はたくさんいらっしゃるでしょう。
そこで今回の記事では、外壁補修をお考えの方に向けて、シーリング材とはどのようなアイテムなのかについて解説します。
シーリング材の種類や特性もご紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

□そもそもシーリング材とは何なのか?

シーリング材とは、外壁や屋根に劣化が起きた場合に、補修に使用される材料のことを指します。
どの種類のシーリング材を使用するかは、外壁材の種類やリフォームの内容などによって異なります。
主な使用用途は以下のようなものがあります。

1つ目は、サイディング部分のひび割れを防止するためです。
外壁の中には、サイディング壁と呼ばれるものがあり、サイディングボードが使用されています。
サイディングボードは硬くて薄い材質であるため、気温の変化や地震の揺れで負荷がかかると、ひび割れしたり破損したりします。

これらを防ぐためにシーリング材は効果的です。
目地にシーリング材を充填することで、サイディング壁にかかる負担を減らして不具合を防げます。

2つ目は、接着剤として建材を固定するためです。
シーリング材は粘着質であるため、建材を固定することにも使われます。

屋根の工事では、屋根が飛んで行かないように釘を用いて固定されることが多いですが、釘を打ち込んだところにさらにシーリング材をつけると、より強固な接着効果が発揮されます。
日本家屋では、瓦屋根の位置のズレを補修する時にも、シーリング材は接着剤として用いられることが多いです。

3つ目は、雨漏りの応急処置としての役割です。
突然の雨漏りで、すぐに補修ができない時にもシーリング材は役に立ちます。
雨漏りが起きる原因の多くは、経年劣化です。
金属屋根に穴が開いている場合や、屋根や外壁のひび割れからでも雨水は住宅内に浸入してしまいます。

雨漏りを放っておくと、住宅全体の老朽化につながってしまうため、そうならないために応急処置としてシーリング材を用いて補修する方法があります。

□外壁補修に使用するシーリング材の特徴や種類をご紹介!

シーリング材には、さまざまな種類があります。
ここからは、用途に合わせたシーリング材の種類を見ていきましょう。

1つ目は、ウレタン系のシーリング材です。
ウレタン系のシーリング材は、耐久性が非常に高いです。
固まると弾力性が出るため、密着性も上がります。
壁や屋根のひび割れ補修に使用されることが多いです。

しかし、耐候性が低く、紫外線に弱いのがデメリットです。
そのため、屋外で使用する時には、上から塗装する必要があります。
ホコリやゴミも付着しやすいのも注意しておきましょう。

2つ目は、シリコン系のシーリング材です。
シリコンは、耐水性・耐熱性・耐候性に優れているのが特徴です。
また、比較的価格が安いこともメリットとしてあげられます。

シリコンは充填後にシリコンオイルが出てしまうため、上から塗装できません。
専用のプライマーを使用すれば塗装可能な場合もあります。
シリコン系シーリング材は、周辺が汚れやすくなるため、外壁にはあまり使用されません。

3つ目は、アクリル系のシーリング材です。
アクリル系は水性であるため作業がしやすく、安価であるのが特徴です。
しかし、硬化した後に肉やせが起こってしまうことが多く、耐久性や耐候性にはあまり優れていません。

4つ目は、変成シリコンのシーリング材です。
変成シリコンは、ウレタン樹脂を原料としており、耐候性と塗装性に優れています。
シリコン系のシーリング材よりも耐久性が低く、ウレタン系よりも密着性が低いというデメリットがありますが、固まった後に塗装できるため、外壁にも使用可能です。

□シーリング材による補修の実例をご紹介!

1つ目は、外壁や屋根のひび割れや欠けの補修です。
外壁や屋根にひび割れが複数ある場合は、寿命が近いている可能性が高いですが、1部分のひび割れや欠けている部分であれば、シーリング材で補修できます。
シーリング材はあくまで応急処置であるため、ひび割れがさらにできてしまう場合は、別の方法を検討しなければいけません。

2つ目は、陶器瓦の欠けやひび割れの補修です。
陶器瓦を補修する場合は、シーリング材の他にもパテを使用できます。
瓦専用のパテやコーキング材が販売されているため、専用のものを使用したい場合はそれらを購入すると良いでしょう。

パテを使用すると長期間保存できます。
屋根瓦を補修する場合は、高所での作業になるため、細心の注意を払って行わなければいけません。

3つ目は、コロニアルやシングルの浮きや捲れの補修です。
これらの材質は、風の影響で浮いてしまったり捲れてしまったりすることがあります。
シーリング材はこれらの浮きや捲れを補修できるため、気になる方は試してみる価値があるでしょう。

4つ目は、穴あき雨漏りの補修です。
金属製の屋根は、雨風に晒されているうちに穴が開いてしまうことがあります。
これらの穴を埋めるために、シーリング材は効果的です。
シーリング材を使用する他にも、テープで補修する方法もあるため、ぜひ検討してみてくださいね。

□シーリング材は種類と特性で選びましょう!

外壁に使用するためのシーリング材は種類だけでなく、その特性も考慮して購入する必要があります。
どの部分をどのように補修したいのかを考えて、商品を選ぶようにしましょう。
また、値段が安いコーキング材は、経年劣化が顕著に出てしまうため、短期間で再度メンテナンスする必要があります。

メンテナンスを何度もやり直したくない方は、長持ちするタイプのシーリング材を選ぶようにしてみてくださいね。
シーリング材の劣化を何もせずに放置してしまったままだと、雨漏りやひび割れの原因になるため、定期的に点検するようにしましょう。

シーリング材を長持ちさせたい場合は、シリコンや変成シリコンなどの耐用年数が比較的長いものを選ぶと良いです。
耐用年数が長く、しっかりしているため、その分値段は高くなることがあります。

費用をできるだけ抑えて補修したい場合は、アクリルやウレタンなどが入っているシーリング材を見てみると良いでしょう。
これらは価格帯が安い分、耐久性や防水性が低いというデメリットがあるため、その点をしっかりと考慮しておくと良いです。

また、自分で補修したい場合は、シーリング材の使用方法も考慮してみると良いです。
シーリング材には、1液タイプと2液タイプがあります。
1液タイプは、もともと硬化剤が入っており、2つの液を混合させる必要がないため、部分補修におすすめです。

2液タイプは耐久性が1液タイプよりも高いですが、使用前に硬化剤とシーリング剤を混合させなければいけません。
素早く作業に取り掛かりたい方は、1液タイプを使用した方がスムーズに進められるでしょう。

□まとめ

今回の記事では、外壁補修に使用するシーリング材についてご紹介しました。
シーリング材を選ぶときは、まずどのような用途で使用したいかを考えてみてくださいね。
そのうえでどのような効果や特性があると便利かを考えてみましょう。
名古屋市周辺で外壁補修をお考えの方は、ぜひ当社までお気軽にご連絡ください。
これまでの知識と経験を活かして外壁の状態に合った補修方法をご提案いたします。

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