外壁塗装で耐久性に優れたフッ素系塗料とは?その特徴や注意点について解説します!

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外壁塗装で耐久性に優れたフッ素系塗料とは?その特徴や注意点について解説します!

外壁塗装で耐久性に優れたフッ素系塗料とは?その特徴や注意点について解説します!

2022/05/06

皆さんは、外壁用の塗料の中でも様々な優れた機能を持つフッ素系塗料についてご存知でしょうか。
「長期的な目線で、高い耐久力を誇るフッ素系塗料に魅力を感じる」
「初期費用の問題からなかなか手が出ない」
このようにお考えの方も多いのではないでしょうか。

まだまだ一般的な戸建て住宅ではあまり目にしないフッ素系塗料ですが、近年では使用するご家庭も増えてきています。
今回は、フッ素系塗料を選ぶ利点や注意点、どのようなご家庭に向いているのかを、それぞれ詳しくご紹介します。

フッ素系塗料とはどのようなものなのか理解を深め、自宅の外壁に適しているのか考えてみてはいかがでしょうか。

□フッ素系塗料とは?

フッ素系塗料を選択するメリットについてご紹介する前に、まずはフッ素系塗料とは一体どのようなものなのかをご説明します。

「フッ素系塗料」とは、主に合成樹脂によって構成された塗料です。
その中でも、合成樹脂にフッ素を含んだもののことを指します。
他の一般的な塗料と比較すると高額であり、かつ様々な優れた機能を備えた塗料であるといえるでしょう。

ここから、そんなフッ素系塗料が持つ性能についていくつかご紹介します。
塗料選びの際に参考にして頂けたら幸いです。

*耐久性

まず、フッ素系塗料における耐久性について詳しくご紹介します。
フッ素系塗料は、外壁に対してしっかりと密着し、耐用年数も20年と長くなっています。
例えば、外壁塗料の中でもよく見られるウレタン系塗料では5年から8年ほど、シリコン系塗料では最大で12年ほどの耐用年数といわれています。
しかし、フッ素系塗料では、12年から15年ほど使用できるとされているので、その耐久性の高さが伺えますね。

*防カビ性

次に、「防カビ性」についても着目します。
防カビ性とは、いかにカビの繁殖がしにくいかその性能を表したものを指します。
フッ素系塗料には、カビ対しても優秀なパフォーマンスを発揮しますよ。
特に、日陰になりやすい場所や、湿気の多い場所では、多いに活躍するといえるでしょう。

*耐熱性

フッ素系塗料は、「耐熱性」ももちろん耐熱性が高くなっています。
一般的に高い耐熱性能を誇るとされるシリコン系塗料ですが、フッ素系塗料はより紫外線に対して強いといわれています。

加えて、シリコン系塗料やウレタン系塗料は、フッ素系塗料のように断熱性や遮熱性を兼ね備えていますよ。
しかし、フッ素系塗料の方がより高い効果を発揮することをご存知でしょうか。
フッ素塗料の方がより高い効果を発揮するため、機能性を重要視する方にはうってつけの塗料であるといえますよ。

*耐水性

最後に、「防水性」についてもみていきましょう。
外壁は、意外にも雨漏りの原因となることが多く、塗料にもある程度の耐水性が求められます。
フッ素系塗料は、この耐水性においても非常に高いパフォーマンスを発揮します。
ただし、商品によって耐水性には差があるため注意してください。

□フッ素系塗料のメリットとは?

フッ素系塗料の主な特徴について、ご理解頂けたでしょうか。
ここからフッ素系塗料を使用することのメリットについて、3点ご紹介します。

*耐用年数が信頼できる

1つ目のメリットとして、「耐用年数が信頼できる」ということが挙げられます。
耐用年数を誇るもののまだ普及しきれていなかったり、作っているメーカーが限られていたりして信用しきれないという声も上がる塗料があることをご存知でしょうか。
しかし、フッ素系塗料は、耐用年数の長い塗料として認知度も高く、世間でもそれなりに普及しているため、信頼できるでしょう。

*メンテナンスの負担を軽減できる

次に、「メンテナンスにそこまで手間がかからない」というメリットもあります。
その理由として、耐用年数が長いことが挙げられます。
耐用年数が長いと、その分工事の頻度が少なくて済み、結果として労力的にも経済的にもコストを削減できますよね。

例えば、住宅が残り40年の寿命であるとすると、耐用年数が8年のウレタン系塗料では将来的に5回はメンテナンスの機会が訪れます。
これがフッ素系塗料を使用している場合、耐用年数がおよそ20年であるため、2回の工事のみとなります。

ただし、住宅の寿命によっては、ウレタン系塗料やシリコン系塗料を使用した方がコストを抑えられる可能性もあります。
全ての場面でフッ素系塗料にメリットがあるとは限らないことを覚えておきましょう。
ご家庭の環境によって選ぶべき塗料も変わってくるため、まずは塗料ごとの特徴を調べてみることをおすすめします。

*工事の保証期間が長い

最後に、その耐用年数の長さから、工事における保証期間も長くなっていることが多いです。
他の塗料であれば、保証期間が5、6年に設定されていても、フッ素系塗料ではその倍の年数が設定されているということも珍しくありません。
全ての業者でこのような傾向にあるとは限らないため、塗装を依頼する際に聞いておくと良いでしょう。

□フッ素系塗料を選ぶならここに注意すべき!

ここまで、フッ素系塗料にはどのようなメリットが存在するのかご説明しましたが、もちろん注意点もあります。
では、どのような点に注意すべきなのでしょうか。

注意点は、可能な限り高い耐候性を持つ塗料を探す必要があることです。
皆さんは、耐候性についてご存知でしょうか。
耐候性とは何かと、疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
耐候性とは、太陽があたる場所で使用した際に素材が劣化しにくい性質のことを指します。

市販で売られている塗料では、販売前に必ず耐候性の試験が行われており、その結果が商品に記載されています。
耐候性が高いと、メンテナンスの回数が減ることもメリットの1つとして挙げられるでしょう。
塗料を選ぶ際にはチェックしてみることをおすすめします。

□フッ素系塗料がおすすめのご家庭ご紹介!

最後に、どのようなご家庭にフッ素系塗料が向いているのかをご紹介します。

フッ素系塗料の特徴から、「初期費用よりも長期的な目線でコストカットを目指したい」という方に適しています。
これまでもご説明した通り、フッ素系塗料はメンテナンスの手間がかからず、経済的な恩恵が大きいといえるでしょう。

次に、「光沢やツヤのある外壁にしたい」という方もフッ素系塗料はおすすめです。
フッ素系塗料では、外壁の表面に光沢やツヤを出す特性があり、そういった見た目が好きな方には向いているでしょう。
もちろん、機能性には満足しているが光沢があまり好みではないという方は、他の塗料も検討してみることをおすすめします。

最後に、大きい家をお持ちの方もフッ素系塗料が向いているといえます。
大きい家では工事の費用がかなり高額になってしまいますよね。
メンテナンスの機会を減らした方が、トータルでは費用を抑えられる可能性があるのでおすすめですよ。

上記に当てはまる方々は、ぜひフッ素系塗料の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

□まとめ

フッ素系塗料には、ご紹介した通り耐用年数が長く、メンテナンスの頻度を減らせるというメリットがあります。
ただし、その分価格も高くなっているため、即決するのは難しいですよね。

フッ素系塗料には多様な場面で優秀な効果を発揮しますが、それ以外の塗料にもそれぞれの魅力があります。
どの塗料がご自宅の環境に適しているのかチェックすることが大切ですよ。
当社は、これまで数多くの塗装工事やリフォームを行ってきた外壁塗装の専門店です。
名古屋市周辺で外壁塗装をご検討の方は、いつでも当社までご相談ください。

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