吹き付けって何?どのようなときに吹き付けを選択すれば良いかが分かります!

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吹き付けって何?どのようなときに吹き付けを選択すれば良いかが分かります!

吹き付けって何?どのようなときに吹き付けを選択すれば良いかが分かります!

2022/06/26

「家に吹き付け塗装したいので、メリットやデメリットを知りたい」
「外壁塗装をしたいが、どのような方法があるかわからない」
「家の外壁塗装をお願いするので、吹き付け塗装の仕方を教えて欲しい」
このような思いを持つ方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、吹き付け塗装についてご紹介します。

□吹き付け塗装とは?

まずは、吹き付け塗装についてご紹介します。

主に吹き付け機械を使用し、壁に塗料を塗る塗装法です。
エアスプレーや万能ガンなどを使って、霧状にした塗料を吹き付けます。
塗料の種類や、塗装範囲によっても使用する吹き付け機械は変わります。

吹き付け塗装の最大の特徴は、独特な意匠性を表現できる点です。
外壁の塗装仕上げが、リシンやスタッコ、吹き付けタイルの場合は、この塗装方法で行われている場合が多いです。
例に挙げた塗装以外にも、色をつける塗装についても使用可能ですが、どうしても凸凹ができるので、汚れやすいのが難点です。

また、実は現在の使用頻度はそこまで高くないです。
吹き付け塗装の施工件数を見ると、近年大きく減少していることがわかります。
その理由は、大きく分けて2つです。

1つ目は、モルタル壁に代わりにサイディング外壁が主流となっていることです。
モルタル外壁の塗装時に、多く用いられている吹き付け塗装ですので、その外壁自体の採用数が減ると、その分吹き付け塗装の施工数も減るというわけです。
サイディング壁への吹き付け塗装も可能ですが、一般的ではありません。
これは、初めから意匠性が外壁に施されているからです。

2つ目は、多量の塗料が飛散する可能性がある点です。
やはり、塗料を吹き付けるとなると、飛散の可能性は高くなってしまいます。
風などの外的要因も多分に影響し、養生が必要になるので敬遠されがちなのが現状です。
しかし、工場などでは飛散のデメリットが少ないので、今でも広く採用されています。

以上が、吹き付け塗装についてでした。
悪い側面が目立ってしまいましたが、メリットも多くあるので、下記事をご覧ください。

□吹き付け塗装のやり方について

外壁塗装には、専用のローラーを使って塗料を塗りつける方法と、専用の器具で塗料を霧状に吹き付ける方法があります。
先にも述べましたが、器具についてご紹介します。
吹き付ける際は、塗料を噴出させるスプレーガンを使用します。
また、塗料そのものを加工して発射するのが、エアスプレーです。

ちなみに、吹き付け塗装は、家の外壁だけでなく、自動車や飛行機の塗装にも使われています。
以上が、吹き付け塗装のやり方についてでした。

□吹き付け塗装のメリットについて

ここでは、吹き付け塗装のメリットについてご紹介します。

吹き付け塗装のメリットは、先にもご紹介した通り、その意匠性です。
仕上がりの良さに感動するでしょう。
重厚感のある雰囲気や立体感、複雑な模様など、色々な工夫を吹き付け機械1つで再現できます。
吹き付け塗装でできる仕上げ模様についてご紹介します。

1つ目は、リシン仕上げです。
塗料に細かい砂や石を混ぜて吹き付けます。
混ぜるものの大きさによって模様を変えられます。

2つ目は、スタッコ仕上げです。
セメントを主成分とした素材を専用ガンで吹き付けます。
立体感のある表面形態をしており、不均一な模様が印象的です。
重厚感を出したい場合におすすめです。

3つ目は、吹き付けタイル仕上げです。
粘土の高い塗料を吹き付けることで、凸凹の表面を表現します。
スタッコ仕上げより丸みを帯びた模様をしています。

また、吹き付け塗装のメリットとして、コスト面も挙げられます。
施工が比較的短時間で行える点からも、時間コストや人件コストを削減できることがわかります。
一般的に、ローラー工法よりも工事費が低く抑えられます。
施工場所が狭くても施工可能なので、ぜひ検討してみてください。

デザイン性の高い外壁に仕上げられることがメリットです。
コストを安く、デザインチックな外壁を実現したい方に、おすすめです。
以上が、吹き付け塗装のメリットについてでした。

□吹き付け塗装のデメリットについて

ここでは、吹き付け塗装のデメリットについてご紹介します。

1つ目は、騒音です。
吹き付けする際、手塗りと比べると大きな音が出てしまいます。
空気を送り出すコンプレッサーのエンジン音や、高圧で漏れる空気の音、エアガンなどが塗料を噴射する際の音など、騒音原因が多数あります。
近隣の方への配慮を十分に行い、施工しましょう。

2つ目は、工期が伸びやすい点です。
吹き付け塗装は、塗料の飛散が予想されるので、広範囲の養生が必要です。
塗装面積が小さい時は、塗装する面積に比べ養生が必要な範囲が大きく、逆に工期が伸びてしまいます。
計画性を持って塗装しましょう。

3つ目は、塗料の無駄が多いことです。
塗料の飛散をこれまで取り上げてきましたが、同時にその分材料が無駄になりやすいということです。
飛散の他にも、養生部分にも塗料を吹き付けざるを得ないことも挙げられ、下手な職人が施工すると、材料費が異様に高くなってしまいます。
塗料の種類やどれくらいの予算で可能かなど、事前に確認しておきましょう。

4つ目は、高度な技術を持つ職人が必要な点です。
吹き付け工法で均等に塗料を吹き付けるのは、非常に難易度が高いです。
熟練の職人でないと相当難しいでしょう。
素人が施工すると、ムラや塗り損ねが出てしまう点もデメリットの1つでしょう。

コストは低いものの、素人が手軽に行えないというところが難点でしょうか。
以上が、吹き付け塗装のデメリットについてでした。

□吹き付け塗装が向いている場合について

塗装法ではしばしば、吹き付け塗装とローラー塗装の比較が行われます。
ここからは、吹き付け工法が向いている場合についてご紹介します。

*塗装範囲がかなり広い場合について

大きな倉庫や、近隣住宅の無い一軒家に塗装したい時は、吹き付け塗装がピッタリでしょう。
前述した通り、手塗りに比べて施工時間が短く、コストも抑えられるからです。
近隣に住宅が無いと、塗料の飛散などの心配も減るので、塗装しやすいですね。

金額面で言うと、1平方メートルあたり、1000〜3000円程度が相場です。
ローラー塗装では、3000〜5000円ほどかかるので、範囲が広ければ広いほど、コストを抑えられます。
もちろん塗料の種類によっても価格は変動するので、きちんと予算管理をしましょう。

*仕上がりにこだわりがある場合について

吹き付け塗装では、工法ごとに仕上がりを変えられます。
クセのないフラットな表面とは違い、立体感や不均一感を表現でき、デザイン性は高いと言えます。

無塗装サイディングのような、塗装がされていないサイディングボードも最近のトレンドです。
サイディングボードに吹き付け塗装をし、見た目のオリジナリティを演出できます。
無塗装サイディングは、和風調や和モダンの家に合います。
外壁はサイディングを利用したいが、和風チックなデザインに仕上げたい、などの思いがある方は、ぜひ検討してみてください。

以上が、吹き付け塗装が向いている場合についてでした。

□まとめ

今回は、吹き付け塗装についてご紹介しました。
当初のお悩みを解決できたのではないでしょうか。
吹き付け塗装が用いられる機会は減ってきましたが、それ以上に利点も多くあり、状況によっては最適な塗装法です。
名古屋市周辺で塗装をご検討されている方がいましたら、ぜひ当社へご連絡ください。

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