ウレタンとは?ウレタン塗料で塗装する際の手順とは?それぞれ詳しく解説します

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ウレタンとは?ウレタン塗料で塗装する際の手順とは?それぞれ詳しく解説します

ウレタンとは?ウレタン塗料で塗装する際の手順とは?それぞれ詳しく解説します

2022/08/05

いきなりですが、「ウレタン塗料」というものをご存じでしょうか。 
おそらく、多くの方はこの塗料の存在を知らないのではないでしょうか。

しかし、新築の家を建てる際の塗装について考えたり、今住んでいる家を塗装し直そうと考えたりしている方にとっては、必要な知識になってきます。
今回はウレタン塗料に含まれている「ウレタン」についての説明や、塗料の特徴について紹介していきます。

□ウレタンとは?

まずはウレタン塗料に含まれている成分である「ウレタン」について紹介していきます。
ウレタンは一種の化合物で、「ポリウレタン」とも呼ばれてます。

この化合物は、「イソシアネート成分」と「ポリオール成分」が反応することによって形成されます。

ウレタンの主な特徴は、3つ挙げられます。
・伸縮性に優れている
・強度が高い
・硬度のバリエーションが豊富

このような特徴を持っているので、さまざまな場面で重宝されています。

次にこのウレタンを使った塗料が、どのように塗装されていくのかを紹介していきます。

□ウレタン塗料の種類と塗装手順について

*2液型ウレタン塗料

ここでは、ウレタン塗料の中で「2液型ウレタン塗料」と呼ばれる塗料の塗装手順について、紹介していきます。

2液型ウレタン塗料とは、ウレタン塗料に含まれる「主剤」と呼ばれる着色成分やウレタン樹脂などが含まれるものと、主剤を固めるための「硬化剤」の2つに分かれている塗料のことです。

なぜ、わざわざ2つの種類を混ぜるのかと疑問に思う方もいるかもしれませんが、その理由は主剤だけを広げたとしても、塗料が固まらないからです。
そのため、主剤に硬化剤を混ぜて塗装をしています。

しかし最近では「1液型ウレタン塗料」と呼ばれる、硬化剤が一緒になっているタイプのものも開発され、使われ始めています。

*塗装手順

2液型ウレタン塗料にはスプレータイプと一般的な塗装方法の主に2つがありますが、ここでは一般的な塗装方法について紹介してきます。

1.塗装する場所の周辺の養生作業
2.塗装する壁の汚れを落とす
3.下塗り材を塗装し、乾燥させる
4.溶剤と2液型ウレタン塗料を混ぜ合わせる
5.刷毛やローラで塗装
6.乾燥させる
7.乾燥し終わったら、重ね塗りをする
8.4から7を2回繰り返す

このような手順で、塗装は終了です。
やり方や分量が全く分からないという方でも、仕様書に細かいことは載っているので、手順さえ覚えておけば塗装はできます。

□ウレタン塗料で塗装することによるメリットとは?

ここまでウレタン塗料の成分や種類、塗装手順について紹介してきましたが、ウレタン塗料自体の性能について気になる方も多いでしょう。
そのため、ここではウレタン塗料で塗装する際のメリットを3つ紹介します。

1つ目のメリットは、高級感があることです。
塗料によって、高級感が出ると言われると疑問を持つ方もいらっしゃるでしょう。

しかしウレタン塗料には、高級感を出せる理由があります。

ウレタン塗料で床を塗装すると、塗膜に光沢感を持たせられるため、艶が出ます。
この艶が高級感を醸し出すため、高級家具にウレタン塗料が使われていることもあります。

2つ目のメリットは、人の手を借りないで塗装できることです。
ウレタン塗料を塗った際にできる塗膜は弾力があり、扱いやすいので、他の塗料よりもご自身で簡単に塗装することができます。

3つ目のメリットは、メンテナンスが簡単なことです。
2つ目のメリットで紹介した通り、ウレタン塗料は人の手を借りずに自分でできることから、塗料のメンテナンスがしやすい塗料です。
さらに塗り替えを行う際にもひび割れしにくいことから、下地処理に手間がかからず、簡単に作業ができます。

このようにウレタン塗料は、高級感があるのにも関わらず、塗装自体が簡単なことやメンテナンスの時間がかからないことから、ウレタン塗料を選ばれる方は多いです。

□ウレタン塗料で塗装することによるデメリットとは?

さきほど、ウレタン塗料で塗装する際のメリットについて紹介しましたが、デメリットもあるとお考えの方は多いはずです。
そこで、次にウレタン塗料で塗装するデメリットについて、紹介していきます。

ウレタン塗料で塗装する際のデメリットは、主に3つあります。

1つ目のデメリットは、費用対効果が劣ることです。
費用対効果とは、費やしたコストに対して、どれだけの効果が得られたかを示すものです。
ウレタン塗料は費用対効果が他の塗料よりも劣るため、費用に見合わないと感じる可能性があります。

なぜ、このようなことが言われているかと言うと、耐用年数がウレタン塗料よりも4〜7年程度長いシリコン塗料と比べても、単価の差が少ないからです。
そのため、シリコン塗料と比べると、費用対効果の面でウレタン塗料は劣っているという見方もできます。

2つ目のデメリットは、防汚性が劣ることです。
ウレタン塗料の塗膜は光沢感があり、高級感があるという紹介をしましたが、それに反して防汚性には他の塗料と比べて低いです。
そのためメンテナンスをしないと、気付いたら汚れていたということがあります。

しかし最近は、塗料自体に低汚染性の効果を追加したり、汚れにくい塗膜ができるウレタン塗料がでてきたので、防汚性の期になる方はそれを選ぶと良いでしょう。

3つ目のデメリットは、塗装が面倒ということです。
塗装をするのはメリットで紹介した通り楽なのですが、2液型ウレタン塗料を使う場合は、正確に混ぜないと上手く塗れません。

そのため、ウレタン塗料を塗る際は、1液型ウレタン塗料を使うか、2液型ウレタン塗料を職人の方にやってもらう選択肢を取ると良いでしょう。
当社は名古屋市周辺で外壁塗装を行っているので、自分では厳しいと思った際にはぜひご相談ください。

□ウレタン塗料の使用が適しているケースは?

ここまでで、ウレタン塗料とはどのような塗料なのかについて、詳しくなれたはずです。

しかし、一体どのようなケースでウレタン塗料を選べば良いのか、ウレタン塗料を選ばない方が良い家の特徴は何なのかと、疑問に感じる方がいるはずです。
最後にウレタン塗料を選択するべきケースを紹介します。

ウレタン塗料の使用が適しているケースは、2つあります。

1つ目は、塗装の予算を抑えたいケースです。
ウレタン塗装は、全体的に施工費用が安いことが挙げられます。

しかし、ウレタン塗料はほかの塗料よりも耐久性が低かったり、汚れてしまったり、耐久性が低かったりするものも多いため、長期的なメンテナンスを考えるのであれば、品質のよいものを選ぶことをおすすめします。

2つ目は、ベランダを塗装したいケースです。
ウレタン塗料にある他の塗料にはない特徴として、弾力性があることが挙げられます。
そのため、しっかりと防水する必要がありつつも、複雑な形をしていて他の塗料では塗りづらいベランダに、ウレタン塗料は適しています。

□まとめ

今回は、ウレタン塗料を用いた塗装について紹介してきました。
これまで紹介してきた通り、ウレタン塗料にはさまざまな特徴があり、メリットもデメリットもありますが、最近ではデメリットが少ないウレタン塗料も多くでてきています。
そのため、ウレタン塗料を自分で選んで塗る際は、よく吟味して選ぶようにしてください。
当社は外壁塗装を専門にしておりますので、外壁塗装について悩みごとや不安なことがありましたら、ご相談ください。

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