建物の壁にどのような役割があるかご存じですか?種類ごとの役割について紹介!

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建物の壁にどのような役割があるかご存じですか?種類ごとの役割について紹介!

建物の壁にどのような役割があるかご存じですか?種類ごとの役割について紹介!

2022/08/15

皆さんは建物の壁の役割について、考えたことはありますか。
実は建物の壁には、きちんとした役割が存在します。
その役割を知っていると、壁を選ぶ際に適切なものを選べますので、今回は建物の壁の役割を種類ごとに紹介して、そのメリットやデメリットを挙げていきます。
建物の壁について全く知識のない方にとっても、読みやすい記事になっているので、ぜひ壁を選ぶ際の参考にしてください。

□建物の壁の役割とは?

壁と言うとさまざまな壁が思いつくかもしれませんが、ここでは外壁の役割について説明していきます。

外壁には、主に7つの役割があります。
・美観
・防水
・防風
・遮熱
・遮音
・プライバシー保護

この中の役割で、それは当然と思うものもあれば、意外だと思うものもあるでしょう。
ここからは、以上の7つの役割を詳しく紹介していきます。

「美観」は、誰もが一番最初に思いつくものなので、役割とも思っていないかもしれません。

しかし、壁は建物の外観の大半を占めるので、大切な部分です。
壁を常に綺麗に保つためにも、メンテナンスを定期的にする必要もあります。

「防水」は壁の役割だけではなく、屋根にも言えることです。
屋根の防水性が落ちて雨漏りをすることがあっても、壁から中に雨水が侵入してきたことはないため、問題ないと思っている方もいらっしゃいますが、そのような方は注意してください。

気づいたら壁にひびが入っていて、そこから雨水が侵入し、それが原因で家の寿命が短くなり、補修工事をする必要が出てきたというケースもあります。
そのため、壁には防水の面からも家を守っているという認識を持つようにしましょう。

「防風」についてイメージが湧かない方は、窓よりも壁の部分の方が、強風が吹いている時に音や揺れが異なることを考えれば、分かりやすいでしょう。
近年は昔と違い、すきま風が入ってくる建物は少なくなりましたが、それは防風の役割を担っている外壁の質が上がったからです。

「遮熱」は、外壁が家の外と中の熱の移動を遮る効果を指します。
外壁の中で一番の面積を占める壁に遮熱効果があると、暑い夏や寒い冬でも快適な温度で過ごしやすくなります。
エアコンの効き目の良し悪しも壁の種類によって変わります。

「遮音」は、美観の次に一番イメージがあるでしょう。
そして、家を借りたことがある方は遮音の観点から、その家が木造なのか、鉄骨造なのか、RC造なのかを重視して選んだ経験がある方も多いでしょう。

家を借りたことがない方にとっては、上記の話がピンとこない可能性があるので、詳しく説明します。
一般的に、木造建築と表記されている物件は、壁も木で造られているため一番遮音性が低く、RC造と書かれているような物件は、壁が鉄筋コンクリートで造られているため、遮音性が高いです。

最後は「プライバシー保護」です。 
これは、説明するまでもないでしょう。
外壁が全て窓ではなく、壁があることにより、自分が何をしているのかが周りからは見えなくなります。
そのため、壁の役割としてプライバシー保護があります。

□最低限知っておくべき壁の種類3選!

日本で多く使われている壁は次の4種類です。

・窯業系サイディング
・モルタル外壁
・金属サイディング
・ALC外壁
ここでは以上の4つの壁の種類について、説明していきます。

*窯業系サイディング

窯業系サイディングは、80パーセントがセメント、20パーセントが繊維質で構成されている壁です。

まずは、この壁のメリットについて紹介します。
この壁のメリットは、次の4つです。
・種類が豊富
・コスパが良い
・防火性が優秀
・依頼から完了までが早い
このようなメリットのため、壁そのものに対して、お金をかけたくないという方にはピッタリな壁です。

次に、この壁のデメリットについて紹介します。
この壁のデメリットは次の2つです。
・防水機能がない
・熱を溜め込んでしまう

このように窯業系サイディングは、壁自体の費用が安く、災害に強い壁です。

*モルタル外壁

モルタル外壁は、ラスの上からモルタルを左官で塗って、その上から塗装することで完成する壁です。
この壁は、古くから存在する壁で、日本で大半の住宅が木造住宅だった頃にもよく選ばれていたものです。

まずは、この壁のメリットについて紹介します。
この壁のメリットは、次の3つです。
・豊富なデザインから選べる
・耐久性が優れている
・シーリングの劣化を心配する必要がない
このようなメリットがあるため、おしゃれな一軒家を建てたいときに、モルタル外壁を選ぶと良いでしょう。

次に、この壁のデメリットについて紹介します。
この壁のデメリットは、次の3つです。
・防水機能がない
・クラックが起こりやすい
・汚れがあまり目立たない
この中で、「防水機能がない」という点は他の壁にはないデメリットなので、モルタル外壁を選ぶ際は塗装でその機能を補う必要があります。

*金属サイディング

金属サイディングとはその名の通り、金属でできている壁で、丈夫で腐食しにくい性質を持っている壁です。

まずは、この壁のメリットを紹介します。
この壁のメリットは、次の4つです。
・断熱性が優れている
・耐震性が優れている
・耐凍害性が優秀
・コスパが良い
このように、金属でできているため丈夫で、尚且つコスパが良いものになっています。

次に、この壁のデメリットを紹介します。
この壁のデメリットは、次の2つです。
・傷がつきやすい
・錆ができやすい
このようなデメリットが生じるため、他の壁よりもメンテナンスが必要です。

□壁に使われる素材を3つ紹介!

これまでは外壁の種類について紹介してきましたが、ここでは内装に使われている壁の素材について紹介していきます。

主に使われている素材は、次の3つです。
・ビニールクロス
・紙クロス
・布クロス
このようにすべてに「クロス」と書かれていますが、これは壁紙の別称のため、ビニールクロスだったら、ビニールでできているクロスということです。

□外壁の補修方法について紹介!

ここでは、外壁の補修方法について紹介していきます。
主に、補修方法には3つの補修方法があります。
・部分補修
・全面補修
・重ね塗り、貼り替え

部分補修と全面補修は、その名の通り補修部分の話で、この2つの方法では塗装で補修する場合が多いです。

重ね塗りや貼り替えでは手に負えない場合や、外壁をすべて新しくしたい場合に選びます。
重ね塗りと貼り替えの違いは、既存のものを残すかどうかの違いです。

□自分で壁を補修することも可能?

業者に頼まずに、自分で壁を補修することは可能です。

しかし、外壁を自分で補修することは難しいため、ここでは内壁を補修する方法について紹介します。

1.補修箇所周辺の壁紙をめくる
2.穴が中心にくるところにリペアプレートを置く
3.リペアプレートの周辺に印をつける
4.プレートにパテをのせてリペアプレートを固定する
5.乾燥させる
6.サンドペーパーで滑らかにする
7.新しい壁紙を貼り付ける
8.元の壁紙と重なったところを切り取り、つなぎ目を圧着する
このような手順で内壁を補修できます。

□まとめ

今回は、建物の壁について説明してきました。
壁の説明だけを見ると、この壁には自分が欲している役割が不足していると感じることもあるでしょう。
その際は、その壁にするのを諦めるのではなく、塗装に目を向けてみてください。
塗装にも、同様にさまざまな機能を持ったものがあります。

当社は、名古屋市周辺で塗装を専門に行っているので、わからないことや不安なことがありましたら、お気軽にお問い合わせください。

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