屋根塗装をお考えの方へ!防水機能の必要性と塗料を紹介します
2021/09/19
「屋根塗装を検討しているが、具体的にはどのような必要性があるのだろうか」
このようにお考えの方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、塗装を行う最大の目的である防水について解説します。
名古屋市で屋根塗装をお考えの方はぜひ参考にしてください。
□防水塗料とは?
まず、防水塗料とは、特定の塗料のことを指すわけではなく、ひび割れなどが発生した時でも対応できる弾性塗料というものがあり、それを指しているケースが一般的です。
そこで、ここでは弾性塗料を中心に解説していきます。
そもそもどうして塗料に防水の機能が必要なのか、疑問に感じている方も多いでしょう。
その理由には、住宅が劣化する要因が大きく関わっています。
住宅は、常に雨風にさらされており、水が浸入することが劣化の最大の原因です。
防水機能が低下して水が浸入すると、家の柱や梁などの基礎の部分が腐ってしまうので住宅の寿命を大きく縮めることにつながります。
さらに、住宅は日常の中で小さな振動も受け続けています。
そのため、そのようなダメージが積み重なると、住宅にヒビが入ってしまいます。
このような事態を避けるために弾性塗料が使用されています。
では、続いて弾性塗料の特徴について解説します。
一番の特徴としては、普通の塗膜よりもゴムのような柔らかさがあることです。
この特徴のおかげで、塗料のひび割れを防げます。
このように、住宅を劣化させる水の浸入を防ぐために弾性塗料は使用されます。
□屋根に使う防水塗料の種類とは?
前の章では防水塗料の機能について解説しました。
続いて、屋根で使われる防水塗料の種類を紹介します。
1つ目が、FRPです。
これは、強化繊維プラスチックのことで、表面がガラスのように仕上がります。
耐用年数は10年から13年程度です。
メリットとしては、ウレタン塗料よりも乾くのが早いため工期が短く済むことです。
一方で、デメリットとしてはウレタン塗料よりも価格が高いという特徴があります。
2つ目が、ウレタンです。
ウレタン防水とはウレタン樹脂を重ね塗りする手法で、こちらも耐用年数は10年から13年ほどです。
メリットとしては、FRPと比較すると価格が安く、他の防水塗料の上からでも重ねて塗れることです。
一方で、デメリットとしては、ムラができやすいので完全に均一にするのは難易度が高いことです。
屋根塗装では、上記のような塗料が用いられます。
□まとめ
この記事では、防水塗料の機能と屋根塗装に使われる塗料について解説しました。
安心して塗装工事を受けて頂けるように、屋根塗装についてご不明な点がある方は、お気軽に弊社にご相談ください。