外壁塗装に起こる現象ご存じですか?2つの現象をご紹介
2021/10/12
名古屋市で、外壁の劣化にお困りの方はいらっしゃるでしょうか。
そのような悩みを抱える方へ、劣化した外壁塗装に起こる2つの現象を紹介いたします。
皆さまのお家の外壁も確認してみましょう。
□外壁の劣化症状であるチョーキング
*チョーキング現象とは
劣化した外壁に起こる変化の1つがチョーキングです。
チョーキング現象とは、外壁を触った際に、白い粉が付着する状態を指します。
外壁に塗られている塗料の表層樹脂が劣化して、このような現象が起こります。
チョーキング現象は、プロでなくてもわかる外壁が防水機能を失ってきているという外壁塗り替えのサインです。
チョーキング現象が起こる要因は、太陽光の熱と紫外線、雨風の衝撃でしょう。
外壁塗装の塗料は物質が混ざり合って作られていますが、外的作用により塗料の分解が進んでしまうのです。
特に白色顔料は劣化により粉に戻りやすいですが、その他の色でもチョーキングは起こります。
*チョーキング現象の原因
チョーキング現象は、太陽がよく当たる場所で起こります。
日当たりがよい方角や高層階、バルコニーは、念入りに確認をしましょう。
そして、この現象は1度起こるとどんどん悪化し、元通りに直ることはありません。
定期的な確認とメンテナンスで、早めの発見を心掛けましょう。
異変を感じたら、すぐに業者へ相談しましょう。
□外壁の劣化症状であるクラック
クラックとは、外壁の亀裂やひび割れを指します。
*クラックの原因
このクラックは、なぜ起こるのでしょうか。
まず、乾燥が挙げられます。
モルタルやコンクリートは、施工段階で水と混ぜています。
よって、乾燥により、塗膜の含水率が減るとクラックができてしまうのです。
そして、目地にみられるクラックは、経年劣化が原因のものが多いでしょう。
紫外線により、外壁の塗料の劣化が起こりクラックを起こしてしまいます。
目地の釘止めの不具合により、劣化が早まる場合もあるので、注意をしましょう。
また、地震で建物が揺れると、外壁材が衝撃に耐えられずクラックが生じます。
また、外壁材のみでなく、目地も衝撃でクラックを作ります。
稀ではありますが、外壁塗装に使用する塗料のなじみが悪い場合は、材料が一体化せず、クラックが起こります。
例えば、塩化ビニルとモルタルです。
乾燥や経年劣化によるクラックは、定期的なメンテナンスと10年毎の塗り替えをにより防げるでしょう。
揺れによるクラックは、近年はモルタルが強化されておりあまり見られません。
それでも心配な方は、モルタルの下地の張り方を工夫しましょう。
塗料のなじみが悪い場合は、塗り直しが必要です。
この様な事態が起こらないように、事前に塗料について下調べが必要でしょう。
□まとめ
外壁の劣化の症状と対策について、ご理解いただけたでしょうか。
本記事では、皆様が気づきやすい劣化の症状を2つ紹介しました。
その他にも、目に見えづらい劣化の症状があります。
住宅の劣化が不安な方は、お気軽に当社までお問い合わせください。