【名古屋の防水工事】防水層とは？費用の相場に関する相談も！ | 有松塗工店

シート防水

シート状になった塩化ビニールやゴムを下地の上から張る方法です。その名の通り防水層がシートになっているため、広い面積の屋上やバルコニーに適しています。反面、張るのは工場で製造された1枚のシートということもあり、室外機が置いてあったり部位がでこぼこしていたりしているような複雑な形状には不向きです。

塗膜防水

液状になった塗料を幾重にも塗って固め、防水層にする方法です。ウレタンを液状にした「ウレタン防水」と、ガラス繊維を含んだプラスチックの塗料を塗る「FRP防水」の2種類があり、日本では安価で汎用性の高いウレタン防水が主流です。塗膜防水のメリットは、何といっても液状になっているためどのような形状でも防水工事が可能な点です。ただし、液状であることから固まるまでの時間を要するので、工事期間が長くなります。

アスファルト防水

合成繊維の不織布シートにアスファルトを混ぜたものを防水層にします。昔から使用されてきた方法で、防水効果の高さは折り紙付きです。耐久性もあるのでマンションの屋上などの防水層として良く使われます。ただし、工事の際に煙やニオイが出るので、思わぬトラブルに発展しないよう、周囲の住人にしっかりと説明をして理解を得る必要があります。

雨が当たっている

代表的な原因としては、雨の日にコンクリート部分に雨が当たり染みになっているケースです。数日程度であれば問題ありません。放っておくと染みが濃くなってきます。

近くで植物を育てている

育てている植物に水やりをした際、跳ね返った水や植木鉢から流れ出た水がコンクリートに当たって吸収されている可能性があります。

雨どいが破損している

外壁や基礎コンクリート、本来雨が当たらないような軒天などに染みがある場合は、屋根に当たった雨を地上へ流す「雨どい」をチェックしてみましょう。雨どいが壊れていたり、中が詰まっていたりするとそこから水が漏れ、染みを作っているかもしれません。

また、最近では雨どいから流れてきた水をためて庭の土に吸収させる「雨水浸透桝（あまみずしんとうます）」を使用している建物も見られます。ですが、雨水浸透桝は雨量が多い場合溢れることがあり、その結果基礎コンクリートの染みとなる原因にもなってしまいます。

地面や建物の内部から水を吸収している

基礎コンクリートの雨染みの原因としては、水はけのよくない場所の場合、地面から水を吸い上げているということもあります。また、土壌の水はけはよいのに染みができてきたという場合は、配水管や給水管が破損しており、そこから漏れた水を吸収しているということもあります。水道料金が高くなったなと感じたら、一度チェックすることをおすすめします。

雨染みは水分を含んだサインで、放っておくとひび割れを起こしたり水が屋内まで入り込んだりといった弊害が発生します。そのため、取れない雨染みを発見したらなるべく早く防水工事などの対策を採る必要があります。

有松塗工店では、外壁塗装や防水工事などをメインに行っています。雨染みが大きな被害に及ぶ前に、ぜひ一度ご相談ください。